女子高校生の頃、「つゆだくでお願いします!」と、牛丼屋で頼むのに憧れました。でも、ちょっと勇気が出なかった当時。肉汁に浸った、並々のご飯。「つゆだくお願いします!」と言わずとも、おしゃれな青山でタイ料理の「つゆだく」が食べられる!?と聞き、休日のディナーに行ってきました。
アジアンリゾートと「和」のモダンレストラン
巨大ターミナル!渋谷駅から、散歩スタート。再開発と人で賑わう駅を抜け、宮益坂を上がり、青山通りへ。一本路地を入り、おしゃれなワインバー?赤白紺のタイ国旗を見つけたら、そこが今日のお目当て『ガパオ食堂』。
青山の路地裏にひっそりと佇む、本格派・タイフードレストラン『ガパオ食堂』。18:00すぎに到着。さあ、おじゃまします♪
バルのような外観とは裏腹に、店内は落ち着いた雰囲気が漂います。
つゆだく『ガパオライス』
早速、店名『ガパオ食堂』の由来にもなったという「ガパオ・ガイ・ラート・カーオ」(ガパオごはん)とタイティーを注文。
下の写真は、ガパオライスとセットのレモングラススープ。柔らかく煮込まれた、ほろっほろ手羽先とあっさり酸味の効いたスープが癖になります。レモングラスには、疲労時の強壮作用、腰痛の緩和の効用があるそう。コラーゲンもたっぷり、女子には嬉しい付け合わせスープです。
待つこと約10分。早い!タイの「つゆだく」来ましたー!「ガパオ・ガイ・ラート・カーオ」980円。ピーマン、パプリカ、玉ねぎ、パクチーのガパオごはん。複合調味料のスパイスが効いた、一品だ。く〜辛い!うまい!
私は無調整でしたが、辛さ、パクチーの量も調整できるそう。
そして、見て下さい。この気持ち良いくらいにガパオ汁にひたひたになったご飯を。まさしくタイ飯の「つゆだく」だ。最後は混ぜて、つゆだくだくにして頂きました。
そして、やっぱり外せないのが、タイティー。甘いバニラの香りが特徴のタイの紅茶。
タイではミルクを最初から混ぜておくのが主流だそう。タイ料理屋でメニューにあれば、よく頼むのですが、スパイシーな料理と独特のブレンド薫る甘いタイティーの相性がいい。パンチの効いた料理にも、リラックスしながら頂けるのでおすすめです。
タイのゆったりした、音楽が流れる店内。私はカウンター席でしたが、テラス席や個室もあるそう。
ムーディーな雰囲気漂う夜の青山で、エスニックリゾートを。欲張り女子のエスニック散歩は、つづく。
【店舗情報】
ガパオ食堂(青山)
東京都渋谷区渋谷2-8-10
青山FMビル 1F
TEL/03-3797-9937
営業時間/
平日 11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:00~23:30(L.O.22:30)
土日 17:00〜23:30(L.O.22:30)
定休日/祝日
http://www.gapao-shokudo.com/
櫻井澄恵(さくらい・すみえ)
東京の北に生息する、20代OL。栃木県のさくら市出身。渋谷は、小・中学生の頃、たまにおのぼりさんしに来ていました。原宿のイメージが強かったけれど、大学時代、渋谷区の未知な魅力と出会い虜となる。エスニック、本屋、スイーツ(特に、モンブラン!)に興味あり。体重増加のため投稿を控えているが、モンブラン好きによる、モンブラン研究所「モンブラン ラボ」をゆるく更新しています。
モンブラン ラボ