安心素材と手作り感を大切にする「ガーデンハウス クラフツ」

2015年4月、かつて東横線が走っていた線路跡地にできた商業施設「ログロード代官山」。コテージ風の5軒の建物に沿って緑豊かな散策路が続く癒しの空間です。一番奥まで進むと一気に視界が広がり、どこからともなく香ばしい香りが―。この香りの正体は、ベーカリー専門店「ガーデンハウス クラフツ」。店内は、ベーカリーを中心に、ペストリー、デリがずらり。外国からのお客さんも多く、どこか異国に足を踏み入れたかのような雰囲気を感じます。

「ガーデンハウス クラフツ」のコンセプトは、「ローカル＆クラフツ」。ローカルとは、地元あるいは国産の食材や素材を使うこと。そして、クラフツとは、手仕事を意味します。

「たとえばベーカリーならば、自家製酵母（ルヴァン種）を毎日自分の手でついでパンを作る、デリならば、自分たちでソースを一から手作りする、使用する肉もオーブンでじっくり3時間かけて焼くなど、手間暇かけて作ることにこだわっています」と話すのは、ヘッドベイカーの村口絵里さん。

ショーケースに並ぶパンは約30種類。看板商品は、オーガニック小麦を中心に国産小麦を4種ブレンドし、自家製酵母（ルヴァン種）で発酵させた「カンパーニュ」（1300円・ハーフ６50円・1/4サイズ350円）。16時間の発酵と、45～50分の焼成を経て完成する贅沢な逸品です。

大人気の「まるぱん」も要チェック。種類は3つ。あんこ＆有塩バターを入れた「十勝小豆と有塩バターの全粒まるぱん」（280円）、千葉県産Bocchiピーナッツペーストをたっぷり使用した「千葉県産クランチピーナッツの全粒まるぱん」（280円）、そして、プレーンの「全粒粉のまるぱん」（200円※9/1より150円）。

「まるぱん」の人気の秘密は、ふわもち食感とヘルシーさ。栄養価が高く、食物繊維や鉄分を多く含むことで知られる全粒粉を80％も使用しています。特別に粒子の細かい全粒粉を使うことで、消化にもよく、もたれません。ちなみに、プレーンは、自分好みに食材を挟んでサンドイッチにして食べるのもおすすめです。

風通しの良い店内に16席が設けられているほか、開放感たっぷりのオープンテラスが48席、屋上に32席。気持ちの良い風を感じながら、丁寧に作られたこだわりパンを味わえるお店です。

【店舗情報】
ガーデンハウス クラフツ
（GARDEN HOUSE CRAFTS）
東京都渋谷区代官山町13-1
LOG ROAD DAIKANYAMA 5号棟
TEL: 03-6452-5200
時間: 8:00～20:00(L.O.19:00)
定休日: 不定休
URL: http://www.logroad-daikanyama.jp/shop/detail.php?shop_id=9

【参加者募集中！】シブヤぱん散歩ツアー（代官山・恵比寿編）

[日　時]　9月10日（土） 10：00～12：30
※10:00 / 代官山駅改札前、正面口に集合
[コース]　代官山～恵比寿
[対象店舗]
・ガーデンハウス クラフツ
・ファミーユ代官山
・メゾン・イチ代官山
・ル・コルドンブルー ラ・ブティック カフェ
・代官山ロータス
・シェ・リュイ
（順不同）
[参加費]　当日払い￥3,000（ツアー終了後カフェ代込み）
[募集人数]　10名
[申し込み方法]　下記（写真）のリンク先からチケットを購入してお申込みください。

9/10　シブヤぱん散歩ツアー（代官山・恵比寿編）

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＜ライター・編集＞
田賀井リエ（ライター）
土屋絵美（編集／NPO法人代官山ひまわり）