今回は昔ながらの商店街や古着屋、居酒屋などが並ぶ、愛称『とんちゃん通り』を散歩しました。『とんちゃん通り』は原宿竹下口から明治通りと平行する道です。ファミリーマート(原宿ストリート店)を越えた次の角を右に曲がると、今年の5月末にオープンした「NOMADIC LIFE MARKET(ノマディックライフマーケット)」に到着。海外の蚤の市のように、自分のライフスタイルを明確に持っている人に向けて、「面白がってほしい、ワクワクしてもらいたい」という思いを込めた、都会の蚤の市がコンセプトだそうです。
正面から見ると、
カリフォルニアのオークランドから日本に初上陸した「COLOSO COFFEE(コロッソコーヒー)」が見えました。その場でも飲めますし、テイクアウトもできるそうです(ドリップコーヒー380円+税から)。さて、店内へ。
床の上に絨毯を敷いて商品をディスプレイしているところが蚤の市っぽいですね。こちらのニットはスコットランドの老舗ブランド、「HOWLiN(ハウリン)」ユニセックスのセレクト。
壁のディスプレイはPOP UPスペースとして、定期的に内容が変わるそうです。こちらはベルリンの蚤の市で買い付けた、アンティークのリトグラフだそうです。線の細かさ、色彩の美しさはアンティークのリトグラフならでは。その下には、新潟県のアウトドアブランドで海外のファンも多い「snow peak (スノーピーク)」のアウター(ユニセックスライン)が充実しています。
エアプランツのブランド「The Landscapers(ザ・ランドスケーパーズ)」。今年の9月、鎌倉山に初店舗「AROUND(アラウンド)」をオープンしたそうです。服と植物が融合したディスプレイが楽しいですね。店内中央には、ベルギーのアントワープを拠点とする「KOMONO(コモノ)」のサングラス。腕時計がメインのユニセックスな小物ブランドだそうです。ブランド名のKOMONOは日本語の小物にインスパイアされたのだとか。日本語が海外のブランド名になっているとは、なんだか嬉しいですね。
奥へ進むと、草履、和ぼうき、トタン収納ボックス、アルミのトレーなど古き良き日本の暮らしの道具のコーナーがあります。
更に奥へ進むと、日本のプロダクトデザイナーの草分け的存在である、柳宗理氏のキッチンアイテムコーナー。シンプルで機能的なので、いつの時代も根強い人気がありますね。
日本で見かけるのは珍しい、「LINDA FAHEY」がつくる陶器シリーズ。カルフォルニア州サンフランシスコの南側で「YONDER Shop」というセレクトショップを営みながら、1つひとつハンドメイドで柄を描いてるそうです。陶器の質感が優しく、ハンドメイドの魅力を感じますね。
国内外の数多くのこだわりの商品が所狭しと並び、宝探しをしているような楽しさを感じました。
ユニセックス商品も豊富なのでカップルやご夫婦でいかがでしょうか。買い物後の休憩に、コーヒーを飲みながら何を買おうか考えたり、カフェの活用も楽しみなショップでした。
【店舗情報】
NOMADIC LIFE MARKET
東京都渋谷区神宮前3-21-1プラフロール神宮前 1F
TEL/03-3403-2772
営業時間/
NOMADIC LIFE MARKET 12:00~20:00
COLOSO COFFEE TOKYO 9:00~18:00
定休日/不定休
黒田茜(くろだ・あかね)
アパレル業界で企画・デザイナーとして10年経験後、パーソナルスタイリスト(個人向けスタイリングサービス)に転向して7年目。女性専門に「どんな服が似合うか分からない」、「オシャレをしたいけど、何から始めたらいいか分からない」などの悩みを解決。ファッションコンサルティング、ショッピング同行、クローゼット診断などのサービスが充実。個人向けサービスのほか、企業ユニフォームやアパレルブランドのプロデュースやデザインの企画業務も行う。
ask-me〜パーソナルスタイリングサービス〜記事は【こちら】
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