こんにちは。
先日、夢の中で女優の「石田ゆり子」さんから告白をされ、浮かれ気分が抜けない佐藤です。
そんなことはどうでも良くて、今回は我らが界外編集長と渋谷・代官山エリアを散歩して参りました。
ぼくにとっては界外編集長が散歩の際に着眼するポイントがなかなか凄まじく、愉しい時間となりました。
界外編集長はシマウマのように視野が広く、ドラマ「相棒」の杉下右京のようにあらゆる点に気づくのです。笑
今回はそんな界外編集長と散歩をする中で気になったポイントと、その際の会話録を中心に、まちと散歩自体の魅力をお伝えできればと思います。
街中に転がる「文字」を拾ってみた。
この日は界外編集長とわたくし佐藤の出会いの場である「渋谷のラジオ(渋谷ストリーム付近)」から代官山エリア、桜ヶ丘エリアを回って、渋谷駅に戻るルートでお散歩をしました。
と、早速…
渋谷川沿いを歩いていた際に界外編集長が気づきました。
界外編集長:「これ、何でアポストロフィーが付いているんだろう…」
確かに。
オブジェの形にもそうですが、文字列も言われてみれば気になります。
今までクリスマスあたりからカップルばかりが集まっていたこの場所ですが、少々ひねくれたぼくはいつも目を背けてばかりでした。
どうやらこれは一般財団法人渋谷区観光協会と東急株式会社が、クラウドファンディングで集めた資金を元手に作った「KISS,TOKYO」というオブジェだとか。
全然知らなかった。もしかすると、散歩は日常で見逃していた当たり前の光景を特別な好奇心に変えてくれるものかもしれません。
こうなると、オブジェの意味だけでなく、アポストロフィーも気になってきました…
(天の声:実はこのあと、界外編集長による、怒涛の発見ラッシュが起こることを、佐藤は知らなかった…)
さて、少し歩いて振り返ってみました。
「やっぱり渋谷は建造物ですよね。」と言わんばかりの雰囲気ですが、我々は違いました。
界外編集長:「あの『広告募集』、いくらくらいで買えるんだろうね」
確かに。(2回目)
人の通りが少ない場所に広告を出しても、周知には繋がり得ない。あれほどの場所で広告が出稿されていないということは、渋谷も人通りが少なくなったということなのか。
コロナの影響は渋谷にまで及んでいると、散歩を通じて気づかされました。
うんん、これだから散歩はおもしろい。
そして代官山方面に向かって猿楽橋を渡ります。
その際、またまた界外編集長が立ち止まりました。
界外編集長:「このシール、何気なく貼ってるけど、デザインも印刷も結構な手間がかかってるんだろうなぁ」
確かに。(3回目)
思い返してみれば、街中にある落書きやシールって結構凝ったものが多い気がしてきました。
デザイン案を決めて、それを仕上げるまでの工程は中々大変なものでしょうから、どうしてそんなにも労力を割くのか、何か意味があってそこに施しているのか、気になり出しました。
んん〜、好奇心をくすぐられる感覚、たまりません。
と、代官山に到着。
オシャレなイメージの代官山ですが、今回は敢えて細かい路地に入ったり、掲示板などにも注目してみることにしました。
掲示板っておもしろいんですね。
この時代に逆行するかのように画鋲のように止められている掲示板もあれば、しっかりとプラスチック板で覆われているものもあります。ただ、中身はどれも同じで、しっかりと更新されていました。
佐藤:「iPhoneよ、そこは顔認証をしなくてもいいんだぞ。」{確かに。(4回目)}
ご覧のように掲示板には、確定申告や空き家活用セミナーなど、時期や時世を反映したものが多く、意外にも興味深いものばかりでした。
掲示板は自治体の取り組みや地域の方々の関心が色濃く現れるものかもしれません。
「自分の家付近の掲示板も見てみようかな」と感じさせるほどの喚起を、ありがとうという感じです。
こんな調子で代官山を歩いていると、オシャレなイメージ通りの代官山エリアに入りました。
そこで見つけたのはこの道路交通の看板。
佐藤:「『N A Z E』って、こっちが聞きたいくらいだわ。」
確かに。(5回目)
そして同時に着目したのは、「街の雰囲気と落書きなどの治安は必ずしも比例しない」ことでした。こんなに人の通りが多い場所で、随分と手の込んだ落書きが他にもたくさんありました。
んん〜、まちがキレイになるにはとも考えるのですが、これも個性の一つなのでしょうか…
などなど、たくさん考えさせられる哲学的な散歩になってきました。
ここで右下に注目です。
「SOS Fat man walking(助けてくれ、そこを歩いてるおデブさん)」との記載が。
実はわたくし佐藤、名前+イニシャルが「So.S」でして、何だか少し不快な思いをしていたのですが、横で界外編集長が爆笑をしていました。誰かと散歩をすると、こうした滑稽なやりとりも情景として記憶に残るんですね。
本日二度目の渋谷、さっきまでには無かった視点。
そして着々と渋谷方面へ。
ジャン。
渋谷スクランブルスクエア(左)と渋谷ストリーム(右)です。
2回目ですが、やはり大きいなぁと関心をしていると…
界外編集長:「なんかストリームの模様、テトリスみたいだね」
確かに。笑(6回目)
佐藤はテトリス経験者ではないのですが、界外編集長曰く、かなり下手な人がやられないとこの状態にはならないそう。
「もう少しうまく並べられたら、建物の高さは1/3くらいになりそう」と、おっしゃっていました笑
かっこいいデザインに文句をつけるわけでないのですが、これはおもしろい。
一瞬見ると、「デカイ、カッコいい」くらいにしか思いませんが、散歩中にずっと同じ光景を見続けていると、少し変な感覚がしてくることもあります。
気になる方は、テトリス風に組み換えてみてください笑
さて、ここでついに…
桜ヶ丘エリアを経て、渋谷に戻って参りました。
ずっと工事中の桜ヶ丘エリアですが、また新しい建物が建って、シブヤの街に花を咲かせてくれるそうです。
実はぼく、不動産が大好きでして、この散歩中は界外編集長と不動産会社ごとのブランドについて話をしていました。そんなぼくにとって、ここは本当にワクワクが止まらない光景です。
シブヤにいる人が、シブヤをどんな街にしてくれるのか…
楽しみにしながらこれからも散歩が出来たらいいなと、心から感じられた1日でした。
一同:「確かに!」(n回目)
最後に佐藤からクイズです!
さて、ここまで何回「確かに」が出てきたでしょうか?
この記事を気に入っていただければ、ぜひ読み返していただけますと幸いです。
ここまでご覧いただいた皆様、ありがとうございました!
佐藤颯(さとうそう)
現役大学生。大学に所属しているものの、採用コンサルティング会社、議員事務所などでのインターンに従事している典型的なワーカホリック。休日には40キロ以上も歩くほどの病的な散歩好きで、中でも歩道橋めぐりや会社の本社めぐり(『一部上場の旅』)が十八番。
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