「世界一おいしい忍者メシ」を味わうため、中目黒に新たにオープンした「OPEN NAKAMEGURO」に向かった、伊賀出身の界外編集長。注文した忍者メシ「伊賀 ライスムージー」プレーン味の出来上がりをを待ちます。
「ライスムージー」は、「RICE SMOOTHIE」とも表記されているように、ライスのスムージー。伊賀産の甘味のあるもち米を牛乳で炊き上げ、体に優しいキビ砂糖をブレンドして、一気にガーーーッと。
スムージーを待つ、一番ワクワクする瞬間です♪
ジャンッ!
なまもちぷりん(左)と、プレーン味のライスムージー(右)
昼寝しちゃっている忍者のキャラクターが、とてもカワイイ!
では、界外編集長、
どうぞ、召し上がれ!
いよいよ、忍者が忍者メシを実食!
お味の方は、いかがでしょうか!?
「めっちゃねっとりしてるよ。
すごいエネルギー源だよ、1日分くらい(笑)」
そう。本当に、甘くておいしい“飲むおもち”!
野球少年の息子は、いつもお弁当の他にエナジードリンクを持って練習に出かけるのですが、エナジードリンクよりも、「ライスムージー」を持たせたいと本気で思いました。体に良いものだけでできているし、美味しいし、本当に腹持ちがいい!! 育ち盛りの少年たちに、ぜひ飲んでほしい!
そして、朝食を食べる時間がないという人も、PC作業をしながらしっかりと栄養補給ができるのがライスムージーです。
ほうれん草がプラスされたこちらと、
バナナが加わったこちらの味は、
さらにビタミン類の栄養価もUPして、もっと最強の栄養補給食です。
なぜこんなに腹持ちが良くて、エネルギーと栄養素が↑↑なのでしょうか。
答は「忍者メシ」だから!!
(笑)
忍者はいつも人目を忍んでいるので、落ち着いてゆっくり食事を取ることなどできなかったことでしょう(←あくまで、私のイメージですが)。そんな忍者は昔、手軽に、でもしっかりと栄養を取れるように、“携帯食”を持ち歩いていたそうです。中でも有名な「兵糧丸」は、高栄養価の漢方や食材を粉にして丸めた丸薬なのだとか。
同じように、仕事で忙しい現代人が仕事をしながらでも栄養補給できるアイテムとして生まれたのが、ライスムージーなのです。働きマンの界外編集長に、ぴったりですね!
一方、「なまもちぷりん」は、そんな忙しい忍者たちが仕事をサボってでも食べたくなる“甘味(おやつ)”として誕生しました。
ねっとりとしたプリンの中に、松尾芭蕉の名がついた「芭蕉こんにゃく」の小さなかけらが入っているのですが、この食感がとてもたまらない! 和風ナタデココとでもいいましょうか。
こちらも腹持ち抜群なので、1個食べれば、もう夕食まで空腹を感じることなく仕事に集中できそうです!
(実際、しばらくお腹が空きませんでした〜)
優秀アイテム!
「何かを伝えたい人や、イベントを開きたい人、コーヒーを飲みたい人が交われる、オープンな場所でありたい」
ところで、なぜ今、中目黒のコーヒースタンドで“伊賀の忍者メシ”を販売しているのでしょうか。それはどうやら、新しくオープンしたばかりのこの複合型プラットフォームスペース「OPEN NAKAMEGURO」のあり方と関係しているようです。
ちょうどお店に、「OPEN NAKAMEGURO」をプロデュースした株式会社Yuinchuの小野正視さんがいらっしゃっていたのでお話をうかがってみました。
まずは、OPNE NAKAMEGURO という場所について。
「ここは、コーヒースタンドでもありますが、貸し切って使うこともできるレンタルスペースでもあります。防音の壁で仕切れるので、コーヒースタンドをクローズにすることなく営業を続けながら、レンタルスペースとして使ってもらうことができるんです」
下の写真のピンクの矢印→と、ピンクの線のところを、防音壁で仕切ると、
下の写真のようになるんです!
(撮影している角度が違うので、ちょっとわかりづらくてごめんなさい)
防音の仕切りにはちゃんと、ドアまでついています。
フロアをレンタルスペースとして使っている時でも、コーヒースタンドはいつも通り営業しているので、デイリーに利用している地域の人たちはいつも通りコーヒーを飲みに来ることができるというわけです。もちろん、レンタル利用している人たちにとっても、隣でコーヒースタンドを営業中というのは嬉しいですよね。
レギュラーメニューはこちらです。
レンタルスペースはイベント利用はもちろん、アパレルの展示会やポップアップショップにも最適。先週には、人気エプロンブランドのバイヤー向け展示会も開かれたそうですよ。
もちろん、このエリアでヨガを教えている私としては、ぜひここでヨガイベントをやりたいっ!
必ず、やるっ!
そして今回、伊賀の地域創生プロジェクトを手がけている「伊賀忍道」のコンセプトフードとして「ライスムージー」「なまもちぷりん」を限定販売をしている理由について。
「このコーヒースタンドとレンタルスペースを、消費者と、全国のさまざまな地域の食や文化を伝えたい人、商品を多くの人に知ってほしいメーカーさんたちとの接点にしたいんです。
このビルの名前は“クロスオーバー”といいます。さまざまな人種、いろいろな人がクロスオーバーするビルにあって、貸し切りで使いたい人にも、ここから何かを発信したい人も、コーヒースタンドを利用したい人にも、誰にでもオープンなプラットフォームでありたいと思っています。だから、OPEN NAKAMEGURO なんです」(小野さん)
忍者メシを味わいたくて訪れたOPEN NAKAMEGUROで、思いがけないステキな話を聞くことができ、お腹だけでなく、心も満たされました。このエリアに住む住民の一人として、OPEN NAKAMEGUROのこれからを楽しみに見つめていきたいと思います。
おいしい忍者メシ、ごちそうさまでしたっ!
【店舗情報】
OPEN NAKAMEGURO
住所/目黒区上目黒2-9-17 Nakameguro Crossover1F
営業時間/11:00〜18:00
https://open-nakameguro.com
https://www.instagram.com/open_nakameguro/
https://www.facebook.com/opennakameguro/
平地紘子(ひらち・ひろこ)
シブヤ散歩新聞・副編集長。フリーライター/ヨガインストラクター。10年以上お堅い新聞記者だったのに、3年間のアメリカ生活でヨガインストラクターに転身。でもやっぱり、書くのも好き。かなり色黒なので「サーファー?」と聞かれるけれど、見かけ倒し。スッピンのまま自転車で中目黒界隈を駆け抜けているだけです。ヨガウェアで魅せる筋肉美が最近のプチ自慢。フィットネスやマッサージなど、体にいい情報をお伝えします!
yoga teacher HiRoko HiRachi