話題のカフェをめぐってみたい!!
お買い物を楽しみたい!!
あのイベントにも行ってみたい!!
渋谷の夏は出かけてみたい魅力的なスポット・イベントが盛りだくさん!!
だけど、一歩外に出ると強い日差しで汗がだらだら、熱中症も心配。
そんな時にぜひ活用して頂きたいスゴ技があります。
用意するのはペットボトルだけ
日本の夏は、高温多湿で熱中症になりやすい気候です。
熱中症で、なんと毎年4万人以上の方が救急搬送されています。
(総務省消防庁ホームページより)
暑さや湿度に身体が適応できず、体温が異常に高くなった状態でいると熱中症になります。
このような状態になることを防ぐために、適時、水分を補給したり身体の温度を下げてあげることが必要です。
手軽に身体の温度を下げ、気分をスッキリさせることができる方法
それがペットボトルを使った「ペットボトル冷灸」です。
飲み終えたペットボトルにお水を入れて冷蔵庫で冷やします(冷凍庫で凍らすとさらに効果的!!)。
冷えたペットボトルでツボを押したり転がしたりして冷たい刺激を与えていきます。
冷凍したペットボトルでは刺激が強いと感じる場合は、衣服の上から、またはタオルを当てて行います。
熱中症対策のツボをご紹介します
人中 (じんちゅう)
鼻の下のくぼみ、上唇と鼻の中間にあります。
熱により現れる軽い倦怠感やめまいなどの症状の緩和が期待できます。
翳風 (えいふう)
耳たぶの裏側の耳の付け根の部分で、窪んだ所にあります。
ここには血管やリンパ線が集まっている部分ですので、優しくペットボトルを転がすように刺激していきます。
大包 (だいほう)
ワキに手を入れるとちょうど小指が当たる部分にあります。
舞妓さんは着物を着ていても汗をかかないのは、帯でこのツボを押していることが理由とも言われていて、汗を抑制する効果も期待できます。
内関 (ないかん)
手のひら側で腕の横紋(シワ)の中央から肘の方に3~4センチ上がった所にあります。
吐き気、めまい、脱力感などを感じたときに、このツボを刺激していきます。
内臓機能と深く関係するツボで、特に消化器系の症状の改善に効果があります。
大椎 (だいつい)
首を前に倒したときに突き出る骨のすぐ下にあります。
ここを温めてあげることにより風邪の予防につながるほど、体温に影響を大きく及ぼすツボです。
冷やしすぎに注意しましょう。
復溜 (ふくりゅう)
内くるぶしから、親指の幅二本分上がったところにあります。
腎臓の働きを高めて汗を出す働きを正常にしていきます。
湧泉(ゆうせん)
足の裏のほぼ中心にあり、押すと元気が湧いてくるツボです。
血液の循環を改善させて首や頭の血行をよくしていきます。
やり方を動画でわかりやすく
これからも暑ーい日が続いていきます。
お出かけのお供に、そしてお家の中でも『ペットボトル冷灸』を活用し、快適な夏をお過ごしください!!
小川真由子(おがわ・まゆこ)
鍼灸師。医薬品登録販売者。表参道の鍼灸院「グラン治療院東京」の院長として鍼灸の施術を提供するかたわら、(社)日本鍼灸協会の代表理事として鍼灸の専門学校での技術指導やメディアへの情報提供を通して美と健康の啓蒙につとめています。東洋医学の知識を活かし、渋谷から美と健康の情報をお届けしていきます。
グラン治療院 ホームページ グラン治療院 Facebookページ
グラン治療院 YouTubeチャンネル (社)日本鍼灸協会 ホームページ
(社)日本鍼灸協会 facebookページ