一期一会。自分好みの一杯を楽しめるお店
千代田線の代々木公園駅から徒歩3分。メニューがない珈琲専門店「ROSTRO」は2017年5月にオープンしました。
代表の清水慶一さんは焙煎機のエンジニアをしている際に、ある葛藤が生まれ地元で珈琲専門店のオーナーになることを決意したそうです。
前編ではお店のこだわりと、メニューにない珈琲とはどういうものかお伝えしていきます。
代々木公園駅から渋谷方向に歩き富ヶ谷1丁目の遊歩道沿いを歩いていくと、木のぬくもりを感じるおしゃれな外観がみえてきます。
ROSTROの看板を目印にしてくださいね。
店内に入ると一枚板で作られたカウンターテーブルがあり、昭和時代にあったどこか懐かしくなる雰囲気のインテリアに居心地の良さを感じました。
席に座り机の上に置かれているウォーターグラスをみてビックリ!!
オシャレなクリスタルガラスを使っているお店は初めてで、代表の拘りが半端ないことが伝わってきました。
店内はメニューがないため、珈琲職人が「本日はどのような珈琲にされますか?」と声をかけてくれます。
珈琲に詳しくないことを伝えると、「ビターなものと酸味があるものどちらがいいですか?」と聞かれたので、今回はビターを選びました。
「ビターで、優しく、華やかで、こくがあるコーヒーはいかがでしょう?」と提案してくれたものをオーダーすることに。
こちらの店では、その日の気分やお客様の好みに合わせ、珈琲職人が豆の選定から抽出方法を決めて、1杯のコーヒーを15分かけて丁寧に淹れてくれます。
美味しい珈琲を淹れるためにこだわり抜いたコーヒーマシンと厨房器具
店内で使う道具はデジタルのものはないという、清水さん。
最上級のエスプレッソを淹れるLelit、1930年にドイツで創業したMACAPのプロ仕様エスプレッソグラインダー、1984年イタリア創業プロ仕様珈琲グラインダーペッパーミル、コーヒーサイフォンは、カラスでガスバナーの炎を使って抽出する日本製KONOのもの。
道具にもこだわるのは、世界でここにしかない唯一無二の体験をしてほしいという思いがあるからなのです。
清水さんにとって珈琲=作品。
焙煎師の資格をもった清水さんが何度もテストを行い厳選した珈琲豆を常時70種類ほど取り揃えているそうです。
ここでしかできないことを体験してもらい、来店してくれた方が元気になって帰ってほしいという思いをコンセプトとしているROSTRO。
淹れてくれたコーヒーを飲むと全てが伝わってきました。
後編では、珈琲を淹れる器との出会いから清水さんがなぜ珈琲専門店を開業しようと思ったのかをお伝えしていきます。
【店舗情報】
ROSTRO
住所/〒150-0001 東京都渋谷区富ヶ谷1-14-20 サウスピア1F
TEL/03-5452-1450
営業時間/
平日 7:30〜20:00
火曜日 7:30〜17:30
土日祝日 7:30〜20:00
モーニング 8:00〜11:00
定休日/不定休
ホームページ/
https://rostro.jp/cafe/
坂本和保(さかもと・かずほ)
オンラインセールスプロデューサー/Zoom講師歴7年
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