パーティーや会社の懇親会などで人気急上昇中! 目にも舌にも美味しいケータリングサービスが体験できる! と聞いてやってきました。
その名も「グラン・ケータリング ”Mo:take(モッテイク)”」。
「Mo:take」は、料理はもちろんテーブルコーディネートまで、食の空間を華やかに演出してくれるサービスです。
この日の目玉は、4つのケータリングメニュー。
「動物バーグ」「野菜の水槽」「食べられる土」「野菜の庭」。
えっと、どういうことだろう……? と思いながら会場に向かいました。
五感で楽しめるユニークなケータリング!
4つの目玉メニューのうち、まずは「動物バーグ」を体験。
みんな大好きハンバーグ! でもこのハンバーグは一味もふた味も違います。
だって、使っているお肉はなんと、ウシ・ヒツジ・シカ・イノシシ!
ウシ・ヒツジはともかく、シカ・イノシシはなかなか食べられないですよね。ハンバーグを取ると、使われているお肉の動物さんがひょっこり顔を覗かせます。(写真でシカとヒツジが顔を覗かせているのは、この時すでに食べられていたからですね。)
私はイノシシをチョイス。ワイルドだけれど、思ったよりも食べやすくて美味しい。「どれにしよっかな〜」「え〜っ!シカってこんな味なの〜?」なんて会話だけで楽しくなりそうな、エンターテイメント性に溢れたメニューですね。
お次は「食べられる土」。
はい、どこからどう見ても、土と野菜……。畑で収穫している雰囲気満点です。
「土を野菜につけながら食べてください」と促され、ドキドキしながら口にすると……お、おいしい!
土に見える茶色のものは、フレーク状のドレッシングといったところでしょうか。この土の正体は、ツナや黒オリーブなどというから、なるほどびっくり。
来場者の方々も、「本当に食べられるの!?」「大丈夫かな〜」なんて会話をしながら笑顔が漏れていました。
お次は「野菜の水槽」。
塩分濃度を調整した冷水に「水漬け」されたという、カラフルな野菜たち。ドレッシングやディップなどはつけず、そのままでいただきます。
特に驚いたのは、ケールのパリッと感と、さわやかな後味。ケールといえば青汁ですよね。苦いはずだし、生の青菜はしなびてしまいそうなのに、その予想は大外れ。「水漬け」のおかげで、時間が経ってもパリッと感が保たれ、苦みやえぐみもなくなるそうです。
生野菜とも漬物とも違う、野菜の新しい食べ方を知りました。
そして最後は、Mo:take定番の人気メニュー「野菜の庭」。
10種類以上の野菜たちが、テーブルいっぱいに踊るように並べられていました。ケータリングでは脇役になりがちなサラダが、主役級の存在感です。
唐揚げ・コロッケなど、揚げ物オンパレードで、お腹がもたれる……。使い捨て容器に入っていて、なんだか見た目も味気ない……。そんなケータリングのイメージが覆されました。なんと言っても、ケータリングでこんなに野菜がたっぷり食べられるなんて、嬉しい限りです。
この日は、4つの目玉以外にも、柚子胡椒と明太子で調味した根菜の煮物や、バターたっぷりのマッシュポテトを生ハムで巻いたイタリアン団子など、ひねりの効いたメニューがたくさん。来場者の皆さんが、嬉しそうに頬張っていたのが印象的でした。
これだけ遊び心や驚きの体験が盛り込まれ、五感で楽しめるユニークなケータリングは、他ではなかなか体験できないのではないでしょうか。
いわゆる “インスタ映え” もするので、来場者を喜ばせたいイベントなどの時にはうってつけのサービスですね。
利用シーンに合わせてテーブルコーディネートまでトータルで提案
この豪華な食の空間を演出してくれるのは、株式会社Yuinchu(ユインチュ)。レンタルスペース事業を軸にサービスを展開し始め、ケータリング事業で近年ますます勢いを増している会社です。
ケータリングは、企業の懇親会やイベント、ホームパーティーなど、様々なシーンで利用されています。ただケータリングメニューを届けるのではなく、テーブルセッティングまで行ってくれるのが、Mo:takeの一番の強み。しかも、利用されるシーンに合わせたメニュー&コーディネートを提案してくれます。
お料理だけでなく、こんな風にテーブル2つくらいあれば、どこにでも持って行けます、とのこと。さすが「モッテイク」!
メニュー開発を手がける坂本 英文(サカモト ヒデフミ)さんに、これまでで印象的だったメニュー開発話を伺ってみました。
「建築事務所のイベントでケータリングを依頼された時は、『ホワイト』がテーマでした。お皿を白いキャンバスに見立てて、絵の具で絵を描くイメージで、赤・青・黄色などカラフルなソースを用意しました。皆さんとても楽しそうに自分のお皿に取りながら食べてくださっていたようです。」
「会社の懇親会で、もっと社員同士の仲を深めたいという要望があった時は、テーブルコーディネートから一緒にやってもらいました。どうやってセッティングしようかなど、一緒に考えながら手を動かすことで、交流が深められるいい体験ができたと喜んでもらえましたよ。」
ケータリングをお願いする時は、こうして会の趣旨や要望を細かくヒアリングしてくれた上で、プランを一緒に考えてくれるそう。予算や趣旨に合わせて作り出されるメニューは、唯一無二! オリジナリティ溢れる会にしたい方には、なんとも頼もしいサービスです。
人が集まるところには、目にも舌にも美味しい食の体験が必要!
株式会社Yuinchu(ユインチュ)の代表取締役である小野 正視(オノ タダシ)さんに、ケータリング事業を始めたきっかけを伺いました。
(写真左:メニュー開発を行う坂本さん 写真右:代表取締役の小野さん)
「レンタルスペース事業をずっとやっていたのですが、人が集まるところには、食の体験だと気づきました。でも、ケータリングを頼んでも、なかなか美味しいと思えるものに出会えなくて……。だったら自分たちでやろうと思ったのです。その時に、一緒にレンタルスペース事業をやっていた坂本が元シェフだったことを初めて知ったのです。料理に携わっていたからこそ、まずいものは提供したくない、他では体験できないものを提供したい、というこだわりは人一倍。彼が納得する形にするまで試行錯誤を重ねました。でもそのおかげで、メニューも進化し続けています。」
きっとこれからも、ドキドキ、ワクワクするような食の体験を、どんどん展開してくれそう。これからが楽しみです!
レンタルスペースは、セミナー・会議やパーティーにも使える
今回の体験会が行われたのは、株式会社Yuinchu(ユインチュ)のレンタルスペース・撮影スタジオ「GOBLIN. 原宿店 -ROADSIDE」(原宿駅から徒歩6分・北参道駅から徒歩7分ほど)。コンクリート打ちっ放しの壁で囲まれたおしゃれな空間に太陽の光が注ぎ込む、とても気持ちのいい場所でした。
普段は、アパレルメーカーの展示会や撮影などでよく使われているそうです。道路面に対してサッシを大きく開くことができるため、多くの人を呼び込むイベントにうってつけ! その他、セミナー・会議やパーティーなどにも利用できるとのことなので、こちらもぜひチェックしてみてください。「GOBLIN.」はこの場所以外にも、渋谷・原宿・千駄ヶ谷エリアに12件のレンタルスペースを展開中です。(2018年5月現在)
仲間うちのパーティーや会社の懇親会の幹事を任されたけれど、普通に済ませたくない……。「やるじゃん!」って一目置かれたい……。そんな方は「GOBLIN.」のレンタルスペースを借りて「Mo:take」のケータリングサービスをお願いしてみてはいかがでしょうか。きっと参加者にとって、忘れられないひと時になるはずです。
黒木瑛子(くろき・えいこ)
東京の多摩地域に暮らすライター。都心育ちだけど都心の人混みはちょっぴり苦手。京王線ユーザーなので、渋谷駅よりも新宿駅派。でも「新宿のようで実は渋谷区!」なエリアの散歩は大好き。シブヤ散歩新聞では、「ほぼ新宿」な渋谷エリアの魅力を発掘予定。散歩をしていると、レトロな喫茶店、古い絵本や古道具の置かれた雑貨店など、「古き良き」な雰囲気のものに引き寄せられます。