タイで定番屋台料理として親しまれる、カオマンガイ専門店が東京・渋谷にあります。2014年にオープンして3年ほど経ちますが、今でも賑わいを見せる名店「ガイトーンTokyo」。本場仕込みのカオマンガイを求めて、休日のランチに行ってきました。
JR渋谷駅から出て、渋谷並木橋の通りを恵比寿方面にまっすぐ進み、タイ国旗を見つけたら、そこが今日のお目当て「ガイトーンTokyo」。
本場タイ料理を渋谷で《「ガイトーンTokyo」》
まずは、お店の前に…「これ、本物ですか?」と疑いたくなるような、鳥の丸ごと蒸し! がお出迎えです。
「ひょえええ〜」ちょっと怪しいけれど、大丈夫かしら? と思いつつ、さあ、お腹もすきましたー!笑 おじゃましましょう。
休日の遅めランチに、15:30来店。お昼過ぎにもかかわらず、奥へと進むと、10テーブルほどの席が半分埋まっていました。メニューを物色し、カオマンガイとジャスミンティーをチョイス。「並です〜」と店員さんが調理場に投げかけると、5分も待たないうちに、運ばれてきましたー!
▲カオマンガイ(スープ付)並盛 800円とジャスミンティー 200円
ちなみに、ご飯大盛りは+50円、お肉2倍ダブルチキンは+400円、テイクアウトは700円(テイクアウトはスープ別販売)、スープも+50円で骨入りスープに変更可能!
まずはそのまま、そして、別盛りのパクチーとナッツの入ったタレをかけていただきます。
鶏肉のエキスがしみた、すこし濃いめの味付け。タレをかけると、さらに甘さとコクがプラスされ、パクチーと一緒に食べればさっぱりです。ささっと、いろいろな味を楽しめるのもGood!
さらに、「すみません、パクチーもらえますか?」と隣の席のお客さんが何か言っていると思ったら…なんと! 『パクチー食べ放題』ではないですか! どうやら無料のようですが、レジ前にある「パクチー募金」にご協力をとのこと。ちなみに、募金をしたお金は、タイの児童養護施設に送られるそうです。パクチーをもりもり食べて、タイに貢献できるなんて、うれしいですよね。
お腹も心も満たされ、お店を後にしたのですが、やっぱり、本場のカオマンガイを食べに行かなくては! と思うのが私の性であります。笑
ということで、弾丸でタイのバンコク「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」本店に行ってきました!
”ピンクのカオマンガイ″
《「ラーン・ガイトーン・プラナトゥーム」本店》
タイのバンコクの中心部伊勢丹のほど近く、ペッチャブリー通り沿いに活気あふれる群衆と一際目立つビビット! ピンクの看板を見つけたら、そこが今日のお目当て「ラーン・ガイトーン・プラナトゥーム」バンコク本店。
「行列嫌いのタイ人もうならせる店」とは、本当なのか? と半信半疑でしたが、平日にもかかわらず…ずらーっと人人人の行列です!
こ、これ、並ぶの? と嫌気がさすほどの人気っぷり。それもそのはず、「ラーン・ガイトーン・プラナトゥーム」は、1960年にタイ、プラナトゥームにオープンして、今年57年目を迎えるタイ国内で圧倒的人気を誇るカオマンガイ専門店なのです。昼飯にありつけるまでに、何時間かかるだろう。もしや、アトラクション並みの待ち時間!? と想像してしまいそうですが、心配ご無用! やはり、タイのファーストフード! 回転が速い速い! 10分足らずでお店に入れました。
まわりを見渡すと半分以上のお客さんがカオマンガイとセットで注文していた、苦瓜のスープ 50バーツ(THB)=日本円で約170円を注文。こちらも日本同様、5分も待たないうちにずく出てきましたー!
▲カオマンガイ 40バーツ(THB)=鶏がらスープがセットでついて、日本円で約138円
まずは、カオマンガイからいただきます。香り高いジャスミン米に鶏肉のスープがしみ、うまい! 日本のお店(「ガイトーンTokyo」)のカオマンガイより、さっぱりした味わい! ご飯もべとっとしていなくて、ほんと「ご飯だけで進みます!」。そして、トウガラシとナッツのタレをかけて、いただきます。
こちらはやはり本場…想像以上に辛かったです。そんな時は、スープでさっぱり一息。そして、まわりに便乗し注文した”苦瓜のスープ”もいただきましょう。丸ごと骨つき肉の本格派スープです。
やはり、こちらも苦瓜…癖のある味がお好きな方にはいいかもしれませんが、好みが分かれそうです。 50バーツ(THB)=日本円で約170円ですし、一度試してみる価値はあると思います。
日本で散歩をして、見つけて気になったお店の本場を食べに行く。シブヤはエスニック料理屋が多く、ほんとうに飽きない楽しい街です。シブヤ散歩がまた、新たな土地の散歩につながる。「散歩」って終わりがない楽しい旅だなと思いました。
【店舗情報】
「ガイトーンTokyo」
東京都渋谷区渋谷3-15-2 1F
TEL/03-6805-1202
営業時間/
11:00〜22:00(L.O.22:00)
http://raan-kaithong-pratunam.jp/
*鶏飯なくなり次第終了
「ラーン・ガイトーン・プラナトゥーム」本店(タイ、バンコク)
Soi 30, Phetcnburi Rd., Bangkok 10400
櫻井澄恵(さくらい・すみえ)
東京の北に生息する、20代OL。栃木県のさくら市出身。渋谷は、小・中学生の頃、たまにおのぼりさんしに来ていました。原宿のイメージが強かったけれど、大学時代、渋谷区の未知な魅力と出会い虜となる。エスニック、本屋、スイーツ(特に、モンブラン!)に興味あり。体重増加のため投稿を控えているが、モンブラン好きによる、モンブラン研究所「モンブラン ラボ」をゆるく更新しています。
モンブラン ラボ