東京に雪が降った極寒のとある週末、代々木公園から渋谷を闊歩し、カフェで談話する、欲張り女子たちがいました。
「寒いけど、鍋って気分じゃないよね〜」「あ!辛いもの食べたら、あったまるんじゃない?」
「それだーーー!」
「渋谷に行ってみたいネパール料理屋があるんだけど」
渋谷駅から電車に乗り約2分、はい!渋谷区恵比寿へ、温まるご飯を求めて行ってきました。
JR恵比寿駅から渋谷駅方面にまっすぐ進みます。「突き当たりの信号のすぐそば、だよね。あれ?通りすぎた? 」と思ったら、そこが今日のお目当ての場所。雑居ビルの5Fにひっそり佇む、老舗 ネパール料理店「ソルティモード」。
開店時間5分前ですが、いきましょか!(笑)。
エレベーターの扉が開くと、隠れ屋バーのような神秘的空間。
開店時間前でしたが、店主の方が「どうぞ」と快く迎えてくれました。
まずは、お酒のつまみ的なものを。メニューの中から、ネパールの天ぷら、パコウダ。ベジダブルパコウダ750円をチョイス。
来ました、パコウダ!居酒屋のお通し的なものを想像していた欲張り女子たちは、「ボ、ボリューミーな!!!」と驚きを隠せませんでした。まずはそのまま、次は付属のトマトとパクチーのピリ辛ソースをつけていただきます。そのままでも、ピリ辛でビールに合うのですが、このピリ辛ソース、癖になる〜!パコウダは脂っこくなく、サックサク、ビールにもあうあうで、お酒がすすみます。
そして、ネパールの家庭料理の定番メニュー「ダル・バード」《日替わりカレー2種&ライス&アチャール&ダル・スープ》1300円を注文。
ダル・バードのダルは豆で、バードは白いご飯。日本でいうお味噌汁が、ネパールのダル・スープだそう。横に添えられているのは、ダイコンの胡麻和え。アチャールという、野菜の漬物。そして、今日の日替わりカレーは、マイルドなほろっほろチキンカレーと、辛さ抜群!ナスジャガイモピーマンの野菜カレー。まずはそのまま。そして、ダル・スープをかけて。
「地元ネパールの家庭料理を出したい!」とお店を始めた店主のカレーは、癖がなく、豆のなめらかな舌ざわり。ご飯がすすみます。
あっという間に、2人でぺろり。カレーとご飯をそのままで、ダル・スープをかけ、アチャールを混ぜて。組み合わせ次第で、いろんな味が試せるのも、理科の実験みたいで美味しい!楽しい!ですよね。
やはり、「ダル・バード」はソルティモードの人気メニューだそう。正直、2品じゃ足りないかな〜と思っていたのですが、2品とビール一杯でお腹いっぱい!ネパールのマンマの味に、心も体も懐も!温まりました。
ランチは「ダル・バード」にチャイが付いたお得なセットがあるそう。
欲張り女子たちのエスニック散歩は、まだまだつづく。
【店舗情報】
ソルティーモード
東京都渋谷区恵比寿西2-8-9 代官山宝ビル5F
TEL/03-3462-4331
営業時間/11:45~14:00、18:00~24:00
定休日/月曜
櫻井澄恵(さくらい・すみえ)
東京の北に生息する、20代OL。栃木県のさくら市出身。渋谷は、小・中学生の頃、たまにおのぼりさんしに来ていました。原宿のイメージが強かったけれど、大学時代、渋谷区の未知な魅力と出会い虜となる。エスニック、本屋、スイーツ(特に、モンブラン!)に興味あり。体重増加のため投稿を控えているが、モンブラン好きによる、モンブラン研究所「モンブラン ラボ」をゆるく更新しています。
モンブラン ラボ