ロケやドラマの収録でテレビに登場することも多い、富ヶ谷交差点。歩道橋から見上げると「プロポーションづくりのダイアナ」のロゴでひと目でそれとわかる、ダイアナの本社ビルがあります。女性の美しいプロポーションづくりを追求する「ダイアナ」を取材させていただきました。
富ヶ谷交差点から見上げるダイアナ本社ビル。1階にはおしゃれなTomigaya D-Square
渋谷から伸びる井の頭通りと山手通りがクロスする富ヶ谷交差点に、ダイアナの本社ビルは面しています。小田急線代々木八幡駅からも、千代田線代々木公園駅からも、歩いて数分の距離。1階の「富ヶ谷Dスクエア(Tomigaya D-Square)」にはダイアナが経営する美容室やレストラン、フットケアサロンが並び、おしゃれな佇まいです。
エレベーターを上がり案内されたのは、広々としたオフィススペース。窓からは新宿の高層ビルが見渡せます。にこやかに迎えてくださった取締役の小野さんにお話を伺いました。
あまりの眺めのよさに本社ビルのことをお伺いすると、ダイアナは30年来、富ヶ谷のこのビルに拠点を置いているそうです。
「現在は自社ビルで、昨年改装してこのシェアオフィススペースを作りました。社員のコミュニケーションが取りやすいスペースを作ろうという、代表の徳田の一声で、3ヶ月ぐらいで完成しました。1階のレストランからケータリングもできるので、パーティーやセミナーにも使っています。」
改装のスピードからも、企業としてのエネルギーを感じます。
始まりは女性の補整下着。締め付けすぎない、ゆとりのある心地よさ
ダイアナのビジネスは、そもそもどのように始まったのでしょうか?
「元々は女性の美しいプロポーションメイキングを使命としてスタートした会社です。女性なら誰でも身につけるブラジャーやショーツなどの下着に、プロポーションを整える機能を持たせられないかと、創業者が補整下着を開発しました。」
補整下着というと、息を止めて装着し、着用してる間は苦しいもの、そんなイメージがありますが・・・。
「それが、全然苦しくないんですよ。付けた方がシャキっとして気持ちがいいぐらい。
プロポーションづくりは、着た時だけギュッと締めてつけてくびれを作るものではありません。ダイアナの補整下着は、実は締め付けすぎずにゆるゆるなんです。もちろん圧をかける部分は押さえていますが、きれいに整えたいヒップのところはゆるくしたり、足りないところはサポートするように作られています。」
体をただ締めつけて細く見せるコルセットとは違うのですね。
「そうなんです。毎日正しい方法で身につけていただくことで、全体的に身体のラインが整っていきます。
さらに、早急に気になるところを整えたいという方には、部分補整やマッサージをお伝えしたり、理想の体重を大きくオーバーしている方には、なるべく早くきれいになるため食事のアドバイスをしたり。ダイアナはお客さまのプロポーションづくりをトータルでサポートさせていただいています。」
理想のプロポーションと現実のギャップを確認する、ボディチェック
トータルサポートというと、コンサルタントみたいな感じなのでしょうか?
「ダイアナのサロンには、プロポーションカウンセラーが常駐しています。カウンセリングを受けていただき、まずボディチェックをして、理想のプロポーションを確認します。」
ボディチェックとは、身長、体重、バスト、ウエストなど8項目のサイズを測り、理想と現状のギャップを可視化して、チェックするものだそうです。
「ダイアナには、理想のプロポーションサイズというものがあります。身長は1cm刻み、年代も20代から60代以上までの1歳刻みで、理想のプロポーションを示すデータを全部持っています。同じ身長でも、年代ごとに、バスト、ウエスト、ヒップの理想のサイズは異なりますね。」
年代ごとに差があるのはわかりますが、1歳刻みとは驚きです。
「ウエスト58cmになりたい」とおっしゃるお客さまは多いのですが、「身長から見るとウエストが太いのではなくて、バストが足りない」とか「ヒップが足りてない」というように、おひとりおひとり違うんですよね。同じ体重、同じ身長でも、メリハリ具合で見た目が変わりますので、全体的なバランスを見て、理想のプロポーションをアドバイスさせていただいています。」
実際、きれいになるためのアドバイスを実践すると、次のボディチェックで変化が現れる方が多いそう。
「毎日真剣に取り組んでくださるので、最初のボディチェックが一番変化がわかりやすいです。変化がわかると、皆さん俄然、頑張る気持ちが大きくなるようです。結果が出て、褒めてもらえたりすると、サロンに行くことが楽しくなるようです。大人の女性になると、褒めてもらったり、喜びを分かち合う機会ってそうはないですよね。」
きれいになる喜びを分かち合う。ダイアナのサロンは女性が通うサードプレイス
ダイアナのサロンは、カウンセリングを受ける場所というだけではないのですね。
「サードプレイスと呼ばれるような、ご自宅と職場に続く3つ目の居場所として、サロンに通われている方がほとんどです。
特別に何かをやり続けなければいけないということではなく、普通に食べているものとか、女性であれば普通に身につける下着とか、普段何気なく口にしたりお使いになっているものに機能をちゃんと持たせて、きれいになっていただきたいと考えています。闇雲に頑張っているねという感じではなく。」
普段の生活のなかできれいになる手段を取り入れて行けるのは一番いいですね。
「皆さん、どんどんきれいになって、顔つきも笑顔も変わられますよ。栄養満点できれいになることをサポートしていますので、ダイアナでプロポーションが変わった方はリバウンドも少ないです。結果の出た方はメリハリある体を目指して、より一層きれいになっていかれます。」
ビルのエントランスを入ると、美しい女性たちが参加するコンテストの様子を映した動画が流れていましたが・・・。
「ダイアナでは年に一度、プロポーションコンテストを開催しています。昨年は雑誌の家庭画報に取り上げていただきました。プロポーションが整ってきれいになった受賞者の方に、プロのヘアメイクさんのメイクでカメラマンに撮影してもらい、モデルみたいに雑誌に載るという、プライスレスな体験をプレゼントさせていただきました。」
まさに美しい人生ですね。
「はい、「美しくなる人生。」を目指しています。」
きれいになりたい方は、表参道「プロポーションギャラリー」かサロン検索で
お話を伺っていると、きれいになりたい気持ちが高まってきます。ダイアナにコンタクトする方法を伺いました。
「渋谷であれば、直営店舗である表参道の 『プロポーションギャラリー』が一番行きやすいかもしれません。
あとは、全国にフランチャイズのサロンが730店舗ありますので、ホームページで検索して予約いただければ。予約が難しいほど混み合っているサロンも中にはありますので、その場合は近隣のサロンをご紹介しています。」
気になる方はぜひ、ホームページをチェックしてみてくださいね。
小野さんは、「美しくなる人生。」をビジネスコンセプトとするダイアナにふさわしい、笑顔が美しく、お話を伺っているだけで元気をいただけるようなパワフルな女性です。
小野さんのお話から、女性が美しくなることをサポートする、並々ならぬ情熱をお伝えできたかと思います。後半は、企業としての「ダイアナ」について、詳しくお伝えします!
株式会社ダイアナ
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-35-23
URL:https://www.diana.co.jp/
TEL:0120-22-8866(カスタマーセンター)
谷井百合子(たにい・ゆりこ)
会社員からライターへ転向。腰の軽さと興味に乗っかる行動力で、ビジネストレンドやブックレビュー、食や旅にも題材を広げている。
興味のあるジャンルは、カフェ、本、料理、工芸、建築、など。渋谷界隈で出会った美味しいものや素敵なものを、テンションの上がった気持ちものせてご紹介します。