渋谷一駅散歩とは
「渋谷一駅散歩」というお散歩マップをご存知でしょうか。「渋谷の魅力を歩いて発見してほしい!」と、東京商工会議所・渋谷支部が作成し、ウェブ上で公開している全10コースのマップです。渋谷には世界的、全国的に有名なスポットがいくつもありますが、それ以外にも、お散歩だからこそ出会える路面店や特色ある商店街、歴史・文化的施設、公園の緑など、魅力あるスポットがたくさんあります。そんな魅力をもっともっと知ってほしいという思いで作られたマップなのですが、実は、この「シブヤ散歩新聞」も同じ思いで作られている東京商工会議所の取り組みなんです! 今回の連載では、「渋谷一駅散歩」のルートを実際にお散歩してみました。ぜひ参考にしながらも、ご自分だけの一駅散歩を楽しんでみてください。
東京商工会議所・渋谷支部「渋谷一駅散歩」のルート紹介ページ
芸術文化が盛んな街 恵比寿
恵比寿は大人の洗練された街としてオシャレなレストランなどが点在していますが、毎年行われる恵比寿映像祭をはじめ芸術文化も盛んな街となります。
今回の一駅散歩は、広尾駅〜恵比寿駅。後半は恵比寿駅東口の地図のエリアを歩いてみました。
東口の改札をでて恵比寿ガーデンプレイスへ歩いていくと街並みはすっかりクリスマスムード一色。
クリスマスツリーが出迎えてくれました。
ゆるやかな坂道をおりていくと、毎年冬に開催される、恵比寿ガーデンプレイスの世界最大級「バカラシャンデリア」が。
繊細なクリスタルのパーツ総数8,500ピース、ライト総数250灯を使うというもので間近でみると圧巻です。
夕方になるとクリスタルの輝きがさらに華やかになります。
バカラの豪華なシャンデリアを見た後は、階段を登るとシャトーレストランジョエル・ロプションがあります。
ジョエル・ロブションの目の前にある広場でもアートを感じさせる銅像がありました。
恵比寿駅東口を出て、恵比寿ガーデンプレイス方面へ進んで、徒歩
国内唯一の写真と映像専門の総合美術館で恵比寿ガーデンプレイス
3万5000点以上(2020年3月時点)の作品を収蔵しており
恵比寿でアートを身近に感じられるスポットです。
館内には サンドイッチやキッシュが人気のカフェ「メゾン・イチ」があるので美術鑑賞後に利用されてみてはいかがでしょうか。
エビスビール記念館に向かう途中に、畑のようなものを発見。
じゃがいも!?
畑には渋谷区内の保育園の名前が。収穫を心待ちにしている園児の姿を思い浮かべるとほっこりした気分になりました。
明治20年、畑や山が広がり民家がまばらだった土地にドイツ製法に拘る醸造会社が設立され、3年後にビールが誕生しました。
ビールの名前は駅名となり、街の名前に。それが「エビスビール」です。
生誕120年の節目にエビスビール記念館が作られたのですが、入館料は無料(エビスツアー有料)で楽しめる場所となります。
※エビスツアーは現在ホームページからの事前予約のみで、ツアーの定員数は最大6名となります。
入り口右側には大きなビール缶のオブジェが。
よくみてみると、なんと、ビールの缶で作られたものでした。
階段をおりると目の前にはビールが作られる銅釜があります。
現在は千葉県の南船橋に工場は移転されていますが、恵比寿に工場があったときはこの銅釜が沢山並んでいたそう。
有料のエビスツアーに参加された方はバカラグラスに注がれたビールをこちらの素敵なサロンでいただけるそうです。当日予約がないため、私は隣接しているテイスティングサロンを利用しました。
こちらの飲食はコインを購入するシステムとなっています。
一枚のコインの値段は400円。
こちらでしか飲めないビールは、月ごとに変わるビアカクテル。
今月は「スイートペアップル」とのことで、こちらのビールとオススメしてくれた「極厚和牛ビーフジャーキー」をチョイスしました。
ビールの苦味がなくほのかにアップルの味が美味しく、ビールが苦手な女性には特にオススメですよ。
ビーフジャーキーも柔らかく、ビアカクテルとの相性もバッチリでした。
館内のショップにはビールグラスなど、拘りの商品が販売されています。
今回は初めて訪れたところが多く、恵比寿の新たな魅力を知った散歩となりました。
坂本 和保(さかもと・かずほ)
レンタルサロン運営/ドリームプランナー認定トレーナー/オンライン講座(ZOOM)・動画ライブ開催専門コーチ
ママの笑顔は家庭円満の秘訣をモットーに「ママが笑顔になれるレンタルサロンLino」を主宰。また、ライフスタイルの変化があっても潜在意識を味方にしたドリームプランナー(夢ノート)とZOOMを活用することで好きなことを仕事にできることをご提案しています。ママのお役立ち情報や、仕事の打ち合わせにオススメな場所などをお伝えしていきます。
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