恵比寿で23年。花と緑に囲まれたフレンチの名店
フランスの名だたるレストランを修行後、世界的に有名なフランス料理の巨匠「ジョエル・ロブション」の愛弟子として、恵比寿「タイユバン・ロブション」の初代日本人シェフを務めた経歴を持つ、フランス料理「レストラン モナリザ」のオーナーシェフ河野透さん。1997年に「レストラン モナリザ」恵比寿本店を開業され、現在は「レストラン モナリザ」丸の内店を行き来するオーナーフェシェフ河野さんに取材をしてきました。
恵比寿本店は、恵比寿駅から徒歩2分。賑やかな通りから少し入った小路に花と緑に囲まれたお店が目印。花が大好きというオーナーシェフ自らが花の手入れをされており、店内に入る前からおもてなしの心を感じました。
階段をおり、扉を開けるとそこはエレガントな非日常的な時間が流れていました。
河野さんも絵を描いていることから、店内にはいくつもの絵画が飾られています。
絵が会話のきっかけになれたらという想いで飾られており、定期的に変えているそうです。
植物は季節によって植え替えられ、12月はポインセチアが見事だそうです。
アートを感じさせる宝石箱のような料理
宮崎県出身の河野オーナーシェフは、「みやざき大使」に任命されていることもあり、宮崎産の四季折々の新鮮な食材の旨味を堪能できます。
ランチは、メニューA 5,300円、メニューB 6,500円、Menu Sourire 8,500円(全てサービス料、消費税別途)の3種類。一人でも多くの方に本格的なフレンチを食べてほしいという想いから、価格もリーズナブルに設定されています。
拘りの素材とオーナーシェフの確実な腕により、絶品のフレンチになることは容易に想像つきますが、「レストラン モナリザ」は河野さんがデッサンされた食器と料理の盛り付けの美しさがリピーターになる理由の一つでもあります。
一つ一つが芸術作品といってもいいほどでまるで宝石箱を開けるように驚きを感じることができます。
今回頂いたメニューAの一皿目は、かぼちゃと生ハム、コンソメのフランのせ。
透明のお皿が2枚重ねてあり、中には生花が敷き詰められ目からも楽しめる一品となります。
パンは、りんごと洋梨の天然酵母と海藻を練り込んだフランスパンと「Monna Lisa」のロゴ入りのライ麦パン。細部にまでこだわりが行き届いているのが感じられます。
ガラスの器に入った豚と香味野菜のリエットは恵比寿本店限定のもので、パンにつけていただくと絶品でした。
オリーブオイルを入れる容器一つとっても芸術作品と思えるほどです。
2皿目は、ズワイガニと和梨のゼリー寄せ。カリフラワーのムースと軽い泡。
料理一つにも季節を感じることができます。
3皿目は、香ばしく焼き上げたサンマと秋ナスのマリネ 肝のソース 新加賀レンコンのアクセント。
こちらの食器は日の丸をイメージにしたもの。
4皿目は、宮崎県産あじ豚ロース肉のロースト 八街産生落花生と舞茸のクリーム煮 焼汁ソース。
食器は丸の内店内から見られる眺望が描かれています。
最後の品はデザート。取材日がハロウィンの時期だったこともあり、ハロウィンのデザートの盛り合わせ。
誰もが挑戦していないことをやりたい
誰もが挑戦していないことをやってみたいという河野オーナーシェフ。レストランは、サービスが7割を占め、サービスとはお客様が主役のショータイムという、シェフの言葉から一つ一つのおもてなしの深さを感じることができました。
23年という長い間ファンが絶えない理由とは、常にお客様を喜ばせたいという理念があるからこそではないでしょうか。誕生日・記念日をお祝いする際にぜひ訪れていただきたいレストランです。
レストラン モナリザ 恵比寿本店
住所
〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1丁目14-4 1F
営業時間
ランチ 11:30~13:30(ラストオーダー) 閉店 15:30
ディナー 17:30~21:00(ラストオーダー) 閉店 23:00
TEL : 03-5458-1887
※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、営業時間が短縮または休業となる可能性もあります。ご利用の際は必ず事前にお問い合わせください。
http://www.monnalisa.co.jp/
坂本 和保(さかもと・かずほ)
レンタルサロン運営/ドリームプランナー認定トレーナー/オンライン講座(ZOOM)・動画ライブ開催専門コーチ
ママの笑顔は家庭円満の秘訣をモットーに「ママが笑顔になれるレンタルサロンLino」を主宰。また、ライフスタイルの変化があっても潜在意識を味方にしたドリームプランナー(夢ノート)とZOOMを活用することで好きなことを仕事にできることをご提案しています。ママのお役立ち情報や、仕事の打ち合わせにオススメな場所などをお伝えしていきます。
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