散歩 × IT × まちづくり SANPO × IT × TOWN making 「シブヤの魅力、散歩で発見!」

ABOUT シブヤ散歩会議とは…

「シブヤ」という言葉は、単純に渋谷駅周辺を指すのではなく、渋谷区や近隣の地域を含めた
広域渋谷圏を指します。シブヤには渋谷ヒカリエや109などの誰もが知っているランドマークだけでなく、
区内の各地域に多くの路面店や特色のある商店街、歴史・文化的施設、公園等の緑など、
「ぶらぶら歩く」散歩を楽しむことのできる魅力があふれています。
シブヤ散歩会議は東京商工会議所渋谷支部情報分科会が中心となり、
シブヤに集積するIT産業の力を駆使して、このシブヤでの散歩の魅力を発信し、
区内外のより多くの方にシブヤでの散歩を楽しんでいただくことで、
シブヤをさらに盛り上げるべく活動しています。

BACKGROUND 企画の背景

明治期の小説家・国木田独歩(1871-1908)はかつて渋谷に住み、
「武蔵野」をはじめ「散歩」をテーマとした小説を多く生み出しました。
「武蔵野」は明治34(1901)年発行。独歩は東京・渋谷村に住んでいた29年秋の初めから
春の初めまでの武蔵野の散歩の日記をもとに作品にまとめ上げました。
福沢諭吉も国木田独歩も明治の中期に「散歩」という言葉を使っています。
辞書によれば「目的地を定めずぶらぶら歩く」ことのようです。
「武蔵野」の中に次の一文があります。「武蔵野を散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。
どの路でも足の向く方向へゆけば必ずそこに見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある」

CONCEPT コンセプト

誰もが関わることのできる「散歩」というフィルターを通して、
広域渋谷圏の魅力を再発見することが企画の原点となっています。
広域渋谷圏は、代々木公園のほか、表参道、公園通りなど散歩に適した場所が多く、
さらに路面店も多いため、歩いていても飽きずに楽しめるのが特徴です。
この特徴を生かして、ITなどの情報ナビゲーション技術などを組み込んだかたちで
「散歩@渋谷」を打ち出し、結果として渋谷を「散歩のメッカ」に押し上げることで、
圏外からの誘客にもつなげます。「散歩」をテーマにした各種施策を通じて、
渋谷から全国に向け「散歩×まちづくり」のアクションを呼び掛けていきます。

REPORT 活動報告